ひとときの夏にあなたと築いた 美しい海の砂のお城... 心ない風があなたの言葉を きれぎれに飛ばして遠く棄てた... あれはあれはもしかすると そっと告げた愛の言葉が 今は今はだれも知らぬ あわくゆれる青い思い出
やがて来る秋にあなたと別れて 崩れ去る海ののお城... かもめさえ飛ばぬ鉛のあの空 灯台のあかりひとつ見てる... あれはあれはもしかすると そっとともる愛のはじまり だけどだけどだれも知らぬ 遠く光る青いあこがれ