あなたの大きく広げたその腕は 遥かな夕陽に染まる水平線 許し合えない心と心 気が付けば二人見つめていた 同じ海 指のすき間からこぼれ落ちる 時の流れを止めて
互いの魂が呼び合う この広い宇宙の片隅 もう一度巡り合いたい ただの男と女 素顔のままで
足もとに打ち寄せる波の泡より もろく消える時は幻でも 信じるままに手を差し伸べ 形の無い愛を継ぎとめて わたしの命が今終わるなら あなたのその手で消してほしい